いつもの帰り道 第4話 
カナ (〜19才) @東京都 4/18(月) 20:10:51 No.20160418201051
今、私は菜乃花と、私の部屋にいる。
美羽に電話するために。



私は、ゆっくりと美羽のスマホの番号を入力していく。
かかると良いけど・・・

美「もしもし・・・」

理「美羽!?」



美「り・・・さ・・・?」

理「そうだよ!!理沙だよ!!」

美「理沙、ごめん!転校すること黙ってて。」

理「何で、何で黙ってたの!?」

美「だって、だって、理沙と菜乃花が悲しむ顔見たくなかった。見たくなかったんだよ!!!」



理「私と菜乃花は、言ってくれなかった方が悲しいよ・・・! 」



美「ごめん!!」


私は、泣き崩れて話す事が出来なかった。すると、菜乃花は、私のスマホを取り、美羽と話し始めた。


菜「美羽?菜乃花だけど・・・どうして転校したの?」


美「ごめん。北海道にいる、おばあちゃんに病気が見つかって・・・面倒を見ないといけなくなって・・・」


菜「そっか・・・。東京には、もう帰ってこないの?」

美「たぶん・・・もう。だけど、私が大きくなって、上京すれば会えるかもしれない・・・。」
    
菜「うん・・・。分かった・・・。じゃあ、もう切るね・・・。」



私は、もう一度美羽と話したかった。


理「菜乃花、変わって。」


菜「うん、いいよ。」



理「美羽、私たち、また絶対会えるから!それに毎日、電話するからね!!」




美「うん!!!ありがとう!!」


そう言った美羽の声は、泣いて、震えている声だった。」






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すみません(。-_-。)長くなってしまいました!次は、いよいよ最終回です!楽しみにしていて下さい(^ν^)


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